100の質問

自己紹介をすること、特にアドリブで素早く行うことが苦手だ。なので、よくある「100の質問」みたいなやつを使いつつ、あらかじめ答えを練り上げることをやってみようと思った。

質問を集めたり、回答を練り上げたりする過程はTwitchで見せながら進めていった。配信アーカイブも残してある。
こちら ↓ (視聴にはTwitchのユーザー登録がいるかも?)
https://www.twitch.tv/azo_akai/videos?filter=all&sort=time

今回の記事は、それをまとめたものです。

[質問と回答についての自分ルール]

  • なるべく、回答の変動しにくい質問を中心とする。例えば、「今朝なに食べた?」みたいな質問は外す。
  • 回答は、基本的に60~80文字にする。「単語ひとつ言うだけで終わり」とかにはしない。

記事化するにあたって、配信で練り上げた質問・回答をベースにしつつ、一部に修正を加えた。また、質問の並び順を変更した。

1. 年齢は?

気にしないことにしている。自分のことも誰かのことも、年齢では判断したくないなと考えている。とはいえ、それぞれが経験してきた「時代」による世代差はあると思う。

2. 誕生日は?

昔は色んな人の誕生日を覚えるのが趣味だったが、10代の頃、気にするのをやめた。もし自分や誰かを祝いたくなったら、誕生日に限らずいつでも祝ったらいいと思っている。

3. 趣味は?

多趣味とも言えるし、無趣味とも言える。「趣味は◯◯」だと言うことによって自分を縛らず、その時その時で自分がやりたいことをやりたいようにさせてあげることが好き。

4. 特技は?

その分野のスペシャリストには全然及ばないけど、飲み込みがそこそこ早くて、わりと何でも中程度にこなせる。スペシャリストには全然及ばない。

5. 出身は?

東京都の板橋区。都の中心部というよりは端っこのほうの区で、少し進むだけで埼玉県に入る。地方の人がイメージするようなビル街の「東京」ではなくて、地味な住宅街。

6. いま住んでる場所は?

兵庫県の神戸市。神戸は「海→街→山」が短い距離に詰まっていて、そのなかの「街→山」の中間くらいに住んでいる。人や車が少なく、静かで良い。

7. 自分の性格を一言で表すと?

例えるなら「山とか森とか洞窟とかで、ひっそり静かに暮らしている人」。まれに訪れる客人をもてなしたい気持ちはあるが、基本的には、ひとりでいることが好き。

8. 好きな食べ物は?

わりとなんでも好きだけど、しいて挙げるなら麻婆豆腐かも。食べていて一番テンションが上がるというか、嬉しくなるのはこれな気がする。甘めも辛めも両方好き。

9. 好きな飲み物は?

水で充分に満足できる。味付きの飲料なら、カフェインを避けているのでルイボスティーとかになる。レモネードも好き。でも基本は水で、他は贅沢したいとき用。

10. 好きなお菓子は?

「ポテトフライ じゃが塩バター味」。ポテトフライ自体は昔からあるお菓子だけど、じゃが塩バター味は比較的後発のフレーバー。謎の粉がおいしい。他の味も好き。

11. 好きなアイスは?

「牧場しぼり」とかミルク系のアイスが好きで一番よく選ぶ。「ヨーグルト味」も好き。反対に、お菓子のチョコはよく食べるのに、アイスのチョコ味はなぜか好きじゃない。

12. 好きなおにぎりの具は?

みんな美味しいけど、最終的には「昆布」な気がする。どんなシチュエーションでも嬉しい。あと、子どもの頃に同級生の親が振る舞ってくれた肉味噌おにぎりにも驚いた。

13. 好きな味付け、調味料は?

砂糖醤油。生姜を加えるのもいい。たとえば、油揚げを甘辛く炒めたり煮付けたりしたもの(いなり寿司の外側)が好き。砂糖は、いつも三温糖を使っている。

14. グルメ目的の外食を頻繁にする?

カフェやレストランには滅多に行かないけど、食べ歩きならぬ「歩き食べ」は好き。パン、コロッケ、肉まん等を買って歩きながら食べる。自分で作ったおにぎりとかでも良い。

15. おすすめの飲食店は?

華屋与兵衛。ちょっとだけ高めの和食レストラン。全体的に落ち着いて食事できる。関東ローカルのお店だということを関西に引っ越してから初めて知った。

16. お酒は「週何回」くらい飲む? また、好きなお酒は?

年0~1回。回答時点で、直近7年は一滴も飲んでいないはず。あえて好きなお酒を挙げるとすれば梅酒。でも、どうせ飲むなら水とかお茶とかジュースのほうが好き。

17. 毎日同じものしか食べられないとしたら何を食べる?

酢飯に天かすを乗せて、わさびをといた麺つゆをかけて食べる。海鮮系の具材も乗っているならもっと嬉しいけど、そんなに都合のよいことは無いと思うので……。

18. 食生活で気をつけていることは?

たまに、自分の身体が何か特定の食べ物を欲しているように感じることがある(たとえば、レバーとか)。その時は、その内なる声に素直に従って食べること。

19. 好きな水の温度は?

飲み水は季節によると思うので、飲用以外で言えば、30~40℃くらい。熱くも冷たくもないのが好き。子どもの頃も、冷たいプールより温水プールが好きだった。

20. 好きな動物は?

ハクセキレイ。白地に黒とグレーのアクセントが入った小さめの鳥で、市街地でもよく見かける。波打つように飛び、滑るように歩く。かわいい。

21. 好きな妖怪は?

一反木綿。これは全然理屈じゃないけど、子どもの頃から『ゲゲゲの鬼太郎』の一反木綿がなぜか好きだった。いま見ても、なんか自分にとって丁度良く感じる存在。

22. 好きなキャラクターは?

『スーパードンキーコング』のアニマルフレンド、エンガード。水中ステージで手助けしてくれる魚(カジキ)。メリハリの効いたフォルムが可愛いし格好良い。

23. 好きなポケモンは?

難しいけど、トリトドン。「すなあらし」に強い、いわ・じめん・はがねのどれかがいい。でも自分がジムリーダーになるとすれば、ノーマルかひこうの使い手になりたい。

補足: 配信時点での答えはエアームドだったけど、後から考えたら、トリトドン(みず・じめんタイプ)のほうがより好きかなと思った。

24. 好きな歴史上の人物・偉人は?

空也、一遍、良寛とかそのあたり。エピクロスや洪自誠も。「捨てること」「離れること」を選びつつ、恨みや怒りに飲み込まれずに、善くあろうと努めた人。

25. 好きな戦国武将は?

戦国時代があまり好きではなくて武将にも詳しくない。しいて言うなら、鎌倉時代だけど、源実朝。武勇というより文化的な領域で名を立てて、素早く去っていった。

26. 好きな芸能人は?

さかなクン、なかやまきんに君。自分が興味を持っている事柄についての探求をのびのびと続けつつも、謙虚さ・優しさ・愛嬌も大事にしている(ように感じられる)。

27. 好みの異性のタイプは?

「日没の1時間以上前にはもう自転車のライトを点けるような周到な人」が好みで、それは異性とか同性とか、恋人とか友人とか関係なく、ひとりの人間として好き。

28. 好きな季節は?

冬。なんというか、良い意味で「死」が身近なように感じられる。この環境で「生を留めている」のは当たり前のことではないと改めて感じさせてくれて、心が引き締まる。

29. 好きな天気は?

灰色が濃いめの曇り。晴れはまぶしいのが苦手。雨は出掛けるなら傘を持つのが大変だし、出掛けないときでも気圧か何かで頭痛が発生しがち。

30. 元気な時間帯は?

深夜2~5時あたり。作業とかをする場合も、多分この時間帯が集中しやすい。不等号で示すなら、深夜>夜>早朝>夕方>>>昼>朝。

31. 一日の中でいちばん頭が働く時間帯は?

夜から早朝にかけて。時間帯で言うと、20時~4時くらい。小さい頃からずっとこう。いわゆる朝型・夜型は遺伝的に決まっているという説は、割とそうかもと感じている。

補足: 配信中には気付かなかったけど、30番のものと質問・回答がかなり被っていた。それでいて回答内の時間帯に微妙なズレがある。ただ、僕なりの感覚では「元気」と「頭が働く」は少し違っている気がするし、どちらの回答も自分にとっては間違っていないように思えるので、このまま残しておくことにした。

32. 好きなことわざは?

「待てば海路の日和あり」「果報は寝て待て」。あまり物事をシリアスに捉えすぎず、リラックスして過ごしたい。裏を返すと、自分にはこの心持ちが不足しやすい。

33. 好きなオノマトペは?

静かなのが好きなので「しーん」。あとは、料理を「ちみちみ」味わうのも好き。これはイメージとしては「がつがつ」の反対で、ゆっくり、少量ずつ食べているような状態。

34. 好きな数字は?

17。51(三倍)も好き。奇数には「真ん中がある」という良さ、偶数には「二分割できる」という良さがそれぞれあるけど、個人的には「真ん中がある」奇数のほうが好み。

35. 好きな名字は?(字面、響き、書きやすさ等、どんな観点からでも)

薩川(さつかわ)。昔、こういう名字のサッカー選手がいた。子どもの頃に見て格好良いと思ったし、いま見ても格好良い名字だと思う。次点は、支倉(はせくら)。

36. 好きな乗り物・移動手段は?

一番は徒歩、二番は自転車。バスや電車も使うけど、徒歩・自転車以外は信用していない。東日本の震災を埼玉北部で経験して、「結局頼れるのは自分の脚だな」と思った。

37. 好きな椅子は?

ある時、今まで座ってきた椅子について考えたら「学校の椅子」が一番だった。で、買って自宅でも使っている。可動機構が無く、堅実・丁寧な作りのおかげで不安が少ない。

補足: 質問を100個集めることにも苦労して、終盤はだいぶ無理やり感もあった。配信ベースで80番目に拾い上げた質問が「爪の様子」というものだったが、記事化に際して、椅子についての質問・回答に置き換えた。

38. 好きな音楽は?

好きな曲は『花右京メイド隊 La Verite』OPテーマ曲「Voice of heart」。大島ミチルさん作編曲で、最初から最後まで隙が無さすぎる。完璧。格好良い。

39. 好きな楽器は?

木琴。丸くてマイルドでありつつ深みもある音が好き。小学校4年か5年の合奏で使って楽しかった。DTMで音楽を自作するときも木琴をよく使う。

40. 何か楽器弾ける?

鍵盤なら少し弾ける。ギターやベースはほとんど触ったことが無い。もし音を出しても周りに迷惑にならないような場所に住めたら、ドラムを練習してみたい気持ちがある。

41. タイムスリップして聞いてみたい音楽家のコンサートは、いつ、誰の?

音楽家ではないけど、桂歌丸師匠の紺屋高尾をもう一度聴きたい。初めて寄席に行ったその日、歌丸さんが演る前までに頭痛がひどくなってしまい、ちゃんと味わえなかった。

42. 苦手な音は?

ドリルのように「高速回転しているものが何かに接触する音」と、自分が聞こうとはしていないのに聞こえてきてしまう距離・声量の「人の話し声」。

43. 好きな業務・苦手な業務は?

好きなのは文章等の編集や校正。素材を活かしながらの微調整が面白い。苦手なのは電話や来客対応。原理的に「相手主導」でしか発生しないイベントで、心の準備ができない。

44. 好きなファッションと色の傾向は?

ゆったりめの着心地やシルエット。明度低めで揃えつつ全身で色相をずらす(特定の色相だけで統一しない)。選択肢が充分あるなら、寒色よりは暖色のほうを多めに選びがち。

45. 苦手なファッションと色の傾向は?

いわゆる「ビジネス用」の服装。黒・灰・白でかっちりした雰囲気。こういう服装の人たちばかりの電車に乗ったりすると、胸が詰まるような心地になる。あと、金や銀も苦手。

46. 自分は何に強いと思う?

地位とか名声を求める気持ち。全然いらないのでマイペースでいられる。人から「もっとこうしないと食ってけないよ」みたいに言われても、「食えなくていいです」と思う。

47. 自分は何に弱いと思う?

気を散らすものや、冷静・平静でいるのを難しくさせるようなシチュエーション。特に騒音と時間に追われること。それらが意識の最前面に居座り、何もできなくなってしまう。

48. 好きなことや趣味でお店や会社を作るとすると何屋さん?

味噌こんにゃく屋さん。ごくふつうの味噌とこんにゃくを使い、こだわりのない味噌こんにゃくを作って安く提供する。学生さんとかあんまりお金がない人のお腹を満たしたい。

49. どういう時に嬉しくなったりテンションが上がったりする?

基本的に、あんまり「ブチ上がる」とか「高揚感」みたいなのは求めていない。嬉しいことも悲しいことも特に無く、平坦でニュートラルな状態でいること、それこそが嬉しい。

50. どういう時に落ち込んだりテンションが下がったりする?

「お祭り」とか「飲み会」とか、あるいは「遊園地」とか、そういう「盛り上がる場所や状況」に置かれた時、気分が落ちる。「自分だけでも冷静でいなきゃ」と思ってしまう。

51. 気分が昂っているときにすることは?

布団を頭からかぶって仰向けになり、気をつけの姿勢でじっと横になる。必要なら耳栓もつける。物体(直方体)になった気持ちで過ごす。

52. 気分が落ちているときにすることは?

嫌な考えが頭から離れないような場合であれば、メタルみたいな速くて激しくて隙間の無い音楽を聞き、心身を高圧洗浄する。激しいけど、ヒーリング効果がある。

53. 何をしている時が一番幸せ?

静かな場所で何もしていない時。「明日に備えて休んでいる」とかでもなくて、まったく目的の無いだらだらした時間。考えごとに割り込まれず、ただぼんやりできると嬉しい。

54. 昔は苦手だったけど、今は好きになったものは?

冬。学生の頃は、冬の学校行事のせいで嫌な印象がこびりついていたけど、そこから抜け出して「季節」そのものを感じられるようになったら、好きになった。

55. お気に入りの場所はどんなところ?

他のどんな場所より、とにかく自宅。布団に寝転がっている時間が最も好き。ゆくゆくは、布団に寝転んだままで仕事や遊びができるような環境作りと身体作りをしたい。

56. インドア派? アウトドア派?

ベースはインドア派。だけど、少ない比率でもアウトドアの体験も自分の生活のなかに存在していてほしい。散歩するのが好きだし、ときどき低山に登るのも楽しい。

57. 必須の持ち物・アイテムは?

絆創膏、頭痛薬、正露丸。ほかの諸々のことより、現実的に起こりやすい範囲では、怪我や体調不良が一番心配かもしれない。あとは飲み水も欲しい。

58. 明日、もし地球が終わるとしたら何をする?

日々そうなってもいいように暮らしているつもりではある。もし事前に分かってもほぼ普段と変わらず過ごすと思う。けど、少しくらいは贅沢したい。フルーチェを食べる。

59. もし、宝くじが当たったら?

大きい買い物はしない。慎ましい余生を過ごすのに必要な額を計算し、その額だけキープして、残りは投げ銭したり寄付したりする。

60. 二十万あったら何をする?

貯金以外なら、音楽用にだけ使っているMac miniを買い替えて、プラグインも幾つか買う。たまに音楽やりたくなった時、たまにだからこそスムーズに遊びたい。

補足: 配信時点では「旅行」だったが、二十万であれば、Mac買い替えのほうがぴったりかもしれないと後から思った。いま手持ちのMac miniはだいぶ前に買ったやつで、起動時や作業中のフリーズが頻発する。DTM(パソコンでの音楽制作)は、実際のところ作曲や編曲とは全然関係ない部分での「つまづき」が多い。

61. 無人島に「5人の仲間」で流れ着きました。「何担当」になる?

「これがしたい!」というものが全然思いつかない。自分で何かを希望するというよりは、他の4人の得意苦手を考慮しつつ、担当すべきことを判断すると思う。

62. 無人島にひとつだけ持ってくとしたら何?

カラフルなバネ。サバイバルするなら小刀みたいなものが一番便利だろうけど、多分あんまりサバイバルしようと思わないだろうから、精神的な支えのほうが欲しい。

63. もし魔法がひとつ使えるとしたら、どんな魔法がいい?

めちゃめちゃ夢が無いことを言うと、頭痛をすぐに取り去る魔法。頭痛で動けなくなることがかなり多いから。攻撃系とか変化系というよりは、治癒系の魔法がいい。

64. ドラえもんの道具の中でひとつだけ選ぶなら、何がいい?

水加工用ふりかけ。昔、ドラえもんを単行本で読んでいて、なぜか最も心を動かされたのはこれだと思う。水加工用ふりかけで作った寝具で眠りたい。

65. タイムマシーンがあるなら?

使っても過去や未来に何ら影響を及ぼさない前提なら、今から1500~2500年くらい前の人々の暮らしを見てみたい。影響を及ぼしてしまうなら、使わない。

66. 行けるならどっち? 「過去」「未来」

過去。過去は、自分がいま存在している以上、地球が破滅したりはしない範囲の物事しか起こっていないことが分かるけど、未来はどうなっているか分からないから。

67. ひとつだけ自分の何かを変えられるとしたら何を変える?

強く願うほどではないけど、顔の左右で表情筋の使い方がだいぶ不均等なので、均等に近付けたい。食事のとき、昔から片側でばっかり噛んでいたのが良くなかったのかも。

68. 子どもの頃、どんな子どもだった?

(大人目線で)手の掛からない優等生だったと思うけど、完全に従順というわけではなく、むしろ反抗的というかいたずらっぽい部分もあり、大人との駆け引きを楽しんでいた。

69. 若い頃の自分にアドバイスできるとしたら、何を言う?

どの年齢の自分に対しても、「姿勢を良くしよう」「しっかり丁寧に歯磨きしよう」の二点。他のことは全て好きなようにしてくれて構わない。この二点だけ、信じてほしい。

70. 子供の頃の恥ずかしかった体験は?

中学の卒業文集に気取った文章を書いたこと。大体みんな部活や行事などについて書いていた中、「自分は嘘つきだ」みたいな独白を書いた気がする。捨てたのでもう読めない。

71. 何歳くらいで寿命が来ると思う?

なんとなく子どもの頃から「19歳」だと思っていたが、通過してしまった。健康ではいたいけど長生きの意思は無いので、現代日本人の平均よりはだいぶ早くに旅立つと思う。

72. 一生の財産になると思える、幼い頃の原体験は?

僕が発した言葉(を母親が書き留めて投稿したもの)が川崎洋先生に褒められた。大人になってから考えると、このことが自己受容感を強力にサポートしてくれていた気がする。

73. 今まで言われてうれしかった言葉は?

高校で、雨の日の帰り、自分の傘が無くなっていた。誰かに持っていかれたのだろう。そのとき近くにいたクラスメイトのH君に「(傘置き場にある傘を)どれか持ってっちゃえば?」と言われたが、僕は「連鎖はここで止めたいから……」みたいなことを言って、傘無しで帰ろうとした。そうしたら、そのH君から「お前、かっこいいな」と言われて、嬉しかった。

「(悪い)連鎖を止める」というのは、あまり口に出したりはしていなかったけど自分にとって大切にしたいテーマだったし、加えて、そういう「良いと思ったこと」を「かっこいいな」とサラッと言えるH君の素直さこそ格好良かったし、世界って捨てたもんじゃないなと思わせてくれて、印象に残っている。

補足: この質問は、このエピソードを持ち出して回答しようとすると、どう頑張っても絶対に60~80文字に収まらなかったので、例外的に仕方ないものとした。

74. 大切にしている価値観は?

「今」を重視する。でも全く過去を反省しないのではいけないし、全く未来を展望しないのも良くない。そこで、過去・未来3ヶ月ずつ、計6ヶ月を「今」として捉えている。

75. 自分にとって成功とはどういうもの?

「引くに引けなくなる」という表現があるけど、「あ、これ引かなきゃだめだ」と思った時にはいつでも引き返すこと。失敗も受け入れつつ、自分を修正できる自分でいること。

76. 譲れないものは?

時間、暇を確保すること。時間に追われるとメンタル的にも良くないし、メンタル面が荒れるとフィジカル面にも影響がある。総合的に、まず大事なのは時間だと思っている。

77. 自分の行動を左右する基本的な信念は?

子どもの頃にサッカーをやっていたことがきっかけで、「半身(はんみ)」の状態を保つこと。前後左右どこにも行ける状態、どこに進んだとしても困らない状態をキープする。

78. 人生で一番影響を受けたアドバイスは?

『スーパードンキーコング3 謎のクレミス島』に、「ながれにさからえ」という名前の水流に逆らって進んでいくステージがあった。結果、ながれにさからうようになった。

79. モチベーションを維持する方法は?

放っておくと気負いすぎる性分なので、むしろ「無理にモチベーションを維持しなくてもよい」と自分に言い聞かせること。「どうにかなるはず」と自分を信頼してあげること。

80. ピンチの時に「心の中でつぶやく言葉」は?

「おれはひとりの修羅なのだ」 宮沢賢治
「オッス、オスオスウ」 消極
「俺は垂直の建物だぞ」 獄卒

こう見ると、とにかく自己を強く保つことを意識している気がする。

81. できるだけ使いたくない言葉は何?

いわゆるミームや流行り言葉。出来合いの表現に自分の感覚や思考を押し込めたくないし、逆に、わざと押し込むことで「自分」を消去するような戦略的ふるまいも避けたい。

82. 目標にしている先輩・上司は?

年齢とかは関係なく誰に対しても、見聞きして「良いな」と感じた考えや振る舞いは、部分的に参考にしたりする。逆に、全部を真似したり目標にしたりすることは少ない。

83. 社会人として自戒していることは?

そもそも子どもの頃から「社会人」という言葉に違和感があった。大人から軽く扱われているような気がして嫌だった。その違和感を、なんとなく忘れないようにしている。

84. 健康のために気を付けてやっていることは?

「しっかり歯磨きをすること」と、「毎日フィットボクシングをすること」。歯磨きの大事さは、最近になってようやく認識できた。通院はスーパー面倒なので、予防予防。

85. 生活リズムで気をつけていることは?

24時間周期にとらわれないこと。動きたいときに動き、休みたいときに休む。一方、この生活は、ごみ回収業のような方々の規則的な仕事に支えられているのだと忘れないこと。

86. これをすると調子がいいと思えるルーティンは?

食事をするとき、電子書籍を読むようにしている。「読みたいけれど読むのに気合が必要そうな本」に挑戦する。定期的な食欲のおかげで、読めずにいた本が読めている。

87. 長期休暇を自由に取れるとしたら、期間はどのくらいで、何をする?

4ヶ月とか使って、徒歩で長距離移動の旅をしたい。見たいもの・訪れたい場所があるというよりは、歩行自体をやりたい。余裕さえ確保できたら、そのうち多分やる。

88. 入っているサブスクは?

サービスへのサブスクは無いはず。買い切りでないと安心できない。人へのサブスク、視聴しているストリーマーさんのメンバーシップは幾つか入っている。5人よりは少ない。

89. つい買ってしまうものは?

30パーセント引きとかになっている、元々120円くらいの菓子パン・惣菜パン。「得られる体験の上限」を理解しつつも、ついつい無駄に買ってしまうことがある。

90. ちょっとしたした贅沢と言えば?

二段階高いヨーグルトを買って食べる。大体いつもヨーグルトを買うときは最安帯のものを選ぶが、時折、少し高いものを食べてみる。すると「あぁ、二段階違うな~」と思う。

91. 集めているものは?

何も無いかも。とにかく古本を買いまくっていた時期があるが、今はもうあまり買い足さず、むしろ減らそうとしている。他に集めているものも特にない。身軽に暮らしたい。

92. 愛読書は?

恥ずかしがらず「岩波ジュニア新書」や「ちくまプリマー新書」を読んでみるようにしている。中高生くらいに向けて書かれている内容でも、じつは知りたいことって色々ある。

93. 学生時代、読んで「衝撃を受けた本」は?

手塚治虫の『火の鳥』。手塚作品はそれまでに何作も読んだことがあったが、なんか難しそうで後回しにしていた『火の鳥』は、読んだら怖すぎて、部屋の押し入れに封印した。

94. 子どもたちに読んでほしい本は?

トーン・テレヘン『リスからアリへの手紙』。年齢における子どもだけじゃなく、大人のひとも、自分のなかの「子ども」の気持ちと向き合いながら読んでみてほしい。

95. 一番おすすめしたい漫画、アニメは?

小箱とたん『スケッチブック』。どんな人にもおすすめしやすい作品だと、これだと思う。日常生活のなかの些細なことを発見・注目して静かに楽しむ感じが心地よい。

96. 一番おすすめしたい映画は?

『ザ・トレンチ(塹壕)』。第一次世界大戦をもとにした映画。ヒーローは現れないし、盛り上がりやカタルシスも訪れない、はっきり言って面白くない映画。おすすめ。

97. 記憶を消して初見プレイしたいゲームは?

『Return of the Obra Dinn』、『The Case of the Golden Idol』。どちらも謎解きゲームで、さまざまな断片が繋がり、物語の全貌が徐々に見えていくのが楽しい。

98. 将来の夢は?

土とか砂とかになりたい。意志も感覚も輪郭も無い、大きな「かたまり」になりたい。かたまりになった自分の上に、なんか勝手に花が咲いたりする。面白い。

99. 子供の頃の「将来なりたいもの・やりたいこと」は何だった?

サッカー選手・漫画家・ゲームのプログラマー。サッカー選手は大人ウケが良いからそう言っていた。残りふたつは、単純に漫画・ゲームが好きだったから。

100. 老後にやりたいことは?

もう既に老後の気持ちでいる。「遠い将来のための我慢」をしない。素朴に一日一日を味わって過ごしていけたら、それで充分に満足。

終わりです。

もし追加で尋ねてみたい事柄があったりしたら、配信している時のチャット欄とか、コメントフォームとかで気軽に書いてください。